劇団扉座第35回公演 『アトムへの伝言』 @紀伊国屋ホール

    扉座の舞台を見るのは二度目です。
    今年の春に初めて見た『語り継ぐ者たち』がとても面白かったのですが、この時は脚本を外部の人が書いていたので、座長の横内謙介さん作・演出だと、どう違うんだろうと思って、あまり予備知識を入れずに見てきました。

    結果。
    大笑いしながらも、号泣しました。公演後はよろよろしてました。
    伏線の張り方がとても綺麗で、笑いと泣きのバランスが絶妙。
    ストーリーはタイトル通り『鉄腕アトム』が下敷きになっていて、アトムを知っていれば、あの結末も予想できるはずなんだけど。それでも泣いた。
    人を喜ばせるために作られたお笑いヒューマノイドと、笑い方を知らない博士たちと、時代から取り残された漫才師の話。
    劇中コントが、そこらの芸人のコントよりよっぽど面白くって大笑いしてたんだけど、笑いの部分が大きいほど、せつなさと静かな哀しみがゆっくりと、時には激しく落ちてくる。
    笑いと哀しみのツボって近いよね。

    ドラマ『相棒』ファンならよくご存じ、山中たかシさんと六角精児さんがW主役でした。

    山中さんの今回の役は、『カッパ』。
    登場シーンが、カッパのかぶり物を着て、お笑いをするというものだったので、客席は最初のうち戸惑っていたようでしたが、カッパの設定が分かってくると、ぐっと客席ののめり込み度が増していきました。
    いろいろなコスプレしながら体を張ったコントをしている山中さんは、めちゃめちゃ楽しそうでした。きっとこういうの好きなのね。
    で、このカッパが、面白くて、可愛くて、健気で、いじらしくて、泣けるのです。
    山中さんはテレビで見る分には、そこいらに居そうなにーさん風ですが、舞台だととても映える人です。所作が凄く綺麗なの。そして、色気のある演技をする人だなあと。エロイという意味ではないよ。
    生で見ちゃったら、これは惚れるね。

    六角さんは、「チーとも痛くなーい」のギャグでかつて一世を風靡した漫才師役。
    これがとてもいい声なんだ。
    私後ろの方の席だったのだけど、そこまで声がびしーっと届くの。
    「電車男」から舞台を見に来た人も結構いると思うけど、その人達がこの六角さんを見たら、ちょっとびっくりしちゃうかも。
    このコンビが凄かった。ホントに面白かった。そして泣いた。
    今週の日曜日までやってますが、チケットはまだ微妙に余ってるそうです。なのでもう一回見に行ってきます。

    関連記事
    スポンサーサイト
    Comment
    Trackback
    Trackback URL
    Comment Form
    管理者にだけ表示を許可する
    プロフィール

    美夜(miya)

    Author:美夜(miya)
    ・TV・舞台・本などの感想置き場。
    内容は、その時ハマっている物次第。
    規則性はあまりなし。

    ・記事へのリンクをされる場合は、
    該当記事のURLを明記してください。
    無断引用・転載はご遠慮ください。

    <管理人別館>
    木更津Honty Tonk
    『木更津キャッツアイ』中心感想サイト

    Innocent Accomplices
    『相棒』感想サイト
    (1st.~4th.seasonまで)

    ・ツイッター: @miyabreaction
    (過去つぶやきまとめ)
    ついろぐ

    ・連絡はこちらからよろしくお願いします↓
    メールフォーム

    最近の記事+コメント
    カテゴリー
    ツイッター
    オススメ
    過去ログ v Co リバース
    ブログ内検索
    ブログパーツ

    美夜の最近読んだ本

    リンク