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    『不帰(かえらず)の初恋、海老名SA』 感想2(役者編)

    朗読劇感想役者編、高橋一生×酒井若菜ver.です。

    全体編の感想はこちら↓

    『不帰(かえらず)の初恋、海老名SA』感想1(全体編)
    (ちょっとだけ加筆しました)






    帰らない誰かを 待ちながら君は 風の吹くたびに ふりかえる
    夢の忘れ物が 色褪せて いつも 涙のベールで 愛を隠すよ
    黄昏色の髪 囁きのキスは かかとを上げて 違う誰かに
    そんな君でしか いやせない傷を 僕ら分け合おう
    Won't you send me smile again.

    TMN / JEAN WAS LONELY  作詞 坂元裕二 / 作曲 小室哲哉




    タマノ役/高橋一生



    ファンのみなさまは、もう↑はチェック済みですわよね。

    私もこの雑誌のお写真見て、
    「きゃああ。今度の髪型凄くいい。前髪の長さと量が絶妙。高校生みたい。かわいい。若いっ!」

    と、きゃーきゃー言っておりましたが。

    ナマはさらに良かったぞ!

    お衣装は。
    ベージュっぽい色合いの長袖Tシャツ。チノパン。踵をつぶして履いてるスニーカー(?)
    [輪廻くん]の時は、襟ぐりだるんだるんのシャツで、胸元見放題でしたが。
    今回は襟ぐりが広いVネックのシャツだったので、やっぱり襟元見放題だった。
    なんて卑怯な。けしからん。実にけしからん。


    さーこーつー。
    うーなーじーー。
    くーびーすーじーーー。

    失礼。取り乱しました。

    朗読劇だったので、声の話をします。

    やっぱり、一生君の低い声質と話し方は凄く好きだなあ、と改めて思いました。
    淡々とした、感情を込めすぎない語り口が、静かに好きだったりします。
    ぶっきらぼうに聞えるけど、棒読みとは違う。聞き心地のいい声。

    物語の後半。

    死亡事故を起こしたバスの運転手(アキの婚約者)は、現実と妄想の境目がなくなる病だということがほのめかされる。例え人を死なせても、責任能力を問えない、「病」。

    そのことを知り、タマノは
    「僕が君を守る」と言って、アキのためにその運転手に接触し、殺そうとする。

    タマノは病気ではない。内的秩序は保たれたままだ。
    それでも、涼しい顔で。あっさりと。正常と異常の境界線を踏み越えようとする。
    そのことに何の躊躇いも持たない、静かでおだやかな狂気。
    本当に病んでいる人よりも得体の知れない、清明で秩序を保ったままの、狂気。

    こういう風に、静かな佇まいで狂気を表現するのは、大声で怒鳴ったり喚いたりするような見た目に分かりやすい表現よりも、きっと難易度高いね。
    でもその難しさを感じさせない、狂気と紙一重の、少年の純粋さとロマンティシズムが良くでている、整った良い声でありました。
    耳福。


    ミサキ・アキ役/酒井若菜

    私的には、酒井さんと言えば、まず「木更津キャッツアイ」のモー子です。
    モー子はきゃぴきゃぴしてましたが、役を離れたインタビューでの酒井さんは、とても落ち着いた声で話す、地頭の良さそうな人で。
    (あらまあ。モー子とは全然違うのねえ。あれ全部演技だったんだ)
    と感心いたしておりました。

    で。
    朗読劇では、私が思っていたよりも、高めの声で話してました。
    耳触りの良い、澄んだきれいな声。
    しばらくしたら、それは中学時代の手紙を読んでいる設定だと言うことが分かりました。だからちょっと、高めの声で読んでたんだ。

    お衣装は。
    部屋着っぽいボーダーのロングワンピ。
    レース編みっぽいカーディガン(ボレロ?)
    淡い紫色(?)のルームシューズ。
    始まって比較的早い段階で靴を脱いで、裸足になってました。

    白い肌。脚の先には濃いピンク色のネイル。
    何も知らない少女の淡い桜色ではなく。
    世慣れた女の血塗られた緋色でもなく。
    どちらにも属せない、宙ぶらりんの、ピンク。

    人の脚指というのは、意外と見る機会がないので、それが女優さんのそれともあれば、別に足フェチでも何でもない私でも、つい凝視してしまいます。何しろ最前列で、結構近くにあったし。
    あれが坂元さんの演出なら、坂元さんは脚フェチなんだろうなあ、と思いました。
    ちなみに私は手フェチです(聞いてないって)。



    後半に酒井さんが、不意に涙をこぼします。
    そういう演出なのかもしれないけど、本当に感極まっちゃったような、そんな泣き方だったから、こっちまでもらい泣き、と言うよりも、つられ泣きをしてしまいました。
    笑顔の仮面で蓋をしていた悲しみの壷に、最後のひとしずくが落ちて、それまで溜めていた悲しみが溢れ出してしまったような、そんな泣き方でした。
     
    「それは年のせいで涙もろくなってるからでは」
    なんて野暮なツッコミはしちゃだめ!
    老化じゃありません、退行です。
    あの一瞬でずるりと、私の中にもいる女の子が起きてきて、泣きだしちゃったんです。
    そういう子が私の中にはいるの。実年齢は関係ないの。
    (起きてきちゃった過去の一例→ 『鈴木先生』♯7 )

    酒井さんがついったで、舞台に関するトラウマのことを書いてましたが。
    その時のことは私も、リアルタイムで知ってました。だからカーテンコールの彼女の笑顔を見て、

    「よく頑張ったね。良かったよ」

    と、頭をなでこなでこしてあげたくなりました。余計なお世話様なおばちゃん視線で、本当にすまない。



    なんだか、日替わりキャストで3日しかやらなかったのが本当にもったいないくらいに、良く出来た脚本と役者で。もうこのまま映画にしてもいいくらいの内容でした。
    うーん。でもこれを映像にすると、何かが変わっちゃうのかもしれないなあ。
    じゃあラジオドラマ。もうこのまま二人で吹き込んじゃって、何にも問題ないですよ。

    あと、シナリオが読みたい。私シナリオを読むの苦手なんだけど(基本的に小説脳だから)読んでみたい。
    二人の声を聞きながら、それに喚起された脳内映像を見ている感じだったし。1回しか見なかった(聞かなかった)から、実は台詞の細部はあまり覚えてないのです。
    なので文字でゆっくりと読み返してみたいです。

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