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    『輪廻くん』感想 シーン1 

    というわけで感想です。
    シーン1だけで既に長いです。
    当然のようにネタバレありです。



    <感想まとめ>
    [09/14]『輪廻くん』 初日
    [09/19]輪廻くん 千秋楽
    [09/23]輪廻くん 千秋楽 アフタートーク
    [09/25]<輪廻くん>感想 シーン1



               <2011.09.25 up>






    Scene1, <Who am I ?>(塩原克彦)

    開演10分前に席に着いたら、すでに役者さんが3人とも舞台にいたという話はもうしましたね。

    舞台の背景として、ホワイトペンでポップな絵が描いてある透明のアクリル板(?)がおいてありました。下手側には板の向こう側に小部屋みたいな部分があって、役者さんたちはそこにいました。舞台袖がガラス張りになっていて、客にも見えるようになっている感じ。
    そこで、一生君は黙々とストレッチを。
    ノゾエさんと田辺さんは座って脚本を見たりしてました。

    (一生君、体柔らかいなあ。やっぱり役者は普段から鍛錬しているんだなあ)
    なんてガン見していると。
    なんか一生君もストレッチしながら客席の方をじーーっと見てるし。

    そりゃあ見えるよね。こっちから見えるんだもん。向こうからだって凄い見えてるよね。舞台と客席近いもんね。
    うわー。どうしよう。なんだか恥ずかしい。


    なんてことを考えているうちに。
    現実と非現実の境目が、だんだんとろけて。
    見る者と見られる者の立ち位置も、どんどんあやふやになっていって。
    自分がどっち側にいるのか分からなくなってしまうような。
    そんな不思議な気分になりました。


    時間になると、ノゾエさんと田辺さんが舞台前方に出てきて、家の中のテーブルに見立てた木箱をセッティングした後、透明板の後ろに戻り。
    そして一生君が前方にスタンバイ。

    そして、ライトが変わって音楽が流れると同時に、一生君の表情がすっと変わりました。

    役者の中に、役の魂が入り込む瞬間を見てしまった!

    うお、すっげー! これはなんかすっげーー!! 超興奮!!! こんなのそうそう見られないぞ!!!


    家に帰って購入した脚本読み直しながら、舞台の内容を反芻して気づいたんだけど。
    これって話が<転生モノ>だから、その内容とシンクロするよう、役者に役が降りてくる瞬間からスタートさせたんだね。きっと。
    あのメタ的なウォーミングアップは、このための前振りかあ。よく考えてるよなあ。


    第1の人物、塩原には記憶がない。
    自分が誰で、どこからきたのか、なぜここにいるのか。それを探していくところから話は始まります。

    この導入はオーソドックスだけど、<一人芝居>につきまとう不自然さを極力払拭して、客を早急に物語に引っぱりこむことを、凄く良く考えて作ってあるんだと思う。
    自分に自分が分からないから、自分の置かれた状況を探って行く中で、客にも今ここで何が起こってるのかが、自然に分かるようになっている。

    <一人芝居>の一番の不自然さって、
    「あなたはいったい誰に向かって話してるの?」
    ってところにあると思う。
    だって普通人間一人でいたら、思考は自分の頭の中だけで行うでしょう。
    「私の名前は○○で、職業は××で・・・」
    なんて<自分に>分かりきってることを口に出す必要はない。でもなんでそんな不自然なことを<一人芝居>ではしなくてはならないかというと、客に設定を説明するためなんだよね。
    登場人物が複数いれば、その人たちの会話を通して説明できるし、映像ならテロップを入れればいいんだろうけど。
    <一人芝居>は基本的に自分で全部言わなくちゃいけないから、その制約を乗り越えるだけの説得力がないと<一人芝居>は成立しない。だから<一人芝居>は役者の力量がすごく露わになってしまうのだろうけど。

    やっぱり一生君は、すっげーうまいわ。
    こんなにファンタジックで非現実的な設定なのに、いきなり話に引きずり込まれたし、見てて聞いてて違和感がないんだもん。



    そしてどうやら塩原克彦という名前らしい人物は、自己確認のために。

    シャツをめくり上げたり。
    自分で自分の乳を揉んでみたり。
    自分自身を覗き込んで確かめてみたりもします。


    こっ、これは・・・・・。

    どっからどう考えてもファンサービスです。
    本当にありがとうございました!


    腹筋、割れてましたよ! 超割れてましたよ!! これは大切なことなので二回言いましたよ!!!
    「サービスサービスゥ!」 っていうエヴァのミサトさんの声が頭の中で聞こえましたよ。ええ幻聴です。分かってます。大丈夫です。

    ・・・・という話を家に帰って相方にしたら、

    「奥さん、まさか前のめりで見てたりしなかったよねえ?」

    したかも! 

    すいません。私実は初日はA席ほぼセンターの、超かぶりつきポジションで見てました!
    足の指とか、手に浮き出る血管とか、長いまつげとか、滴り落ちる汗とか、すっげーよく見えました!
    やだどうしよう。ついうっかり、前のめっちゃってたらどうしよう。
    超満面の笑みとか浮かべちゃっていたらどうしよう。
    やだやだ、そんなの恥ずかしい。



    「いーまーさーらー」なんていうツッコミは野暮だからしちゃだめだよっ。



    あー・・・・・・ シーン1だけで既に長いよ。こんな調子で最後まで本当に書けるのか私。
    次からはもうちょっと巻きでいきます。


    つづく・・・(多分)。


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