萌えについて本気出して考えてみた


    ※ネームレスな女神がどうとか(8)とは、あんまり関係なくなってきたどころか、自分が一体何の話をしているのか、本気で分からなくなってきたというか、ほとんど連想ゲーム。自分でも気持ち悪いくらい長い




    思い起こせば、約2ヶ月前。
    (どうせ××ドラマだろう)と予想しながら見始めたご贔屓さんご出演ドラマは、予想通りに××で。
    先行作品をツギハギしただけのような設定と、表層的な釣り要素だけでまるで中身のない行き当たりばったりの展開と、書き割りのように薄っぺらいキャラクターに、ただひたすら絶望していました。

    そしてその時から私は、

    「どうやったらこの銀行員を、萌えキャラに出来るだろうか?」

    ということばかりを考えてきました。

    捏造したり。妄想したり。主に妄想したり、妄想したり、妄想したり。
    そんな、果てしない思考実験の繰り返しだったといってもいいでしょう。
    ひたすら【俺得】展開にするためだけの、捏造と妄想と脳内補完。
    脳内でこねくり回し過ぎて、本来の話がどんなだったか分からなくなってしまった程です。
    むしろ本筋なんか忘れたい。あんな気色の悪いもの頭に入れておきたくない。特にアレとかアレとかアレはなかったことにして欲しい。

    それは、現実からの逃走。
    私の脳と心を慰めるための、想像世界への飛翔でした。
    今の私には、ヘンリー・ダーガーの気持ちがとても良く分かります。
    半世紀以上もの間、誰に見せるでもなく、ただ自分のためだけに、長大な美少女戦隊サーガを描き続けてきた孤独な男。
    脳内妄想は、不可侵であるが故に完璧なのです。
    ダーガーは自らの死の前に「全てを消し去ること」を望んでいました。しかし彼の作品(と本人は思っていなかったもの)は偶然にも【発見】されてしまい、白日の下に晒され、海を越えてこんな島国にまで届いてしまいました。
    (参照→http://red1press.com/?p=8713)

    私はそれを見て思ったのです。
    萌えとは万国共通なものなのだと。

    ダーガーの時代には【萌え】という概念なんかありませんでした。
    しかし彼のspiritは、時を越え海を越えて、東方の島国で主にアニメカルチャーの中にその種子を埋め込みました。
    【セラムン】【プリキュア】【まどマギ】などの作品に、私たちはその萌芽を見ることが出来るでしょう。

    ことほどさように、萌えとは伝播していくものなのです。

    ひょっとして、これと似たような事象が起こってしまったのでしょうか?

    なんということでしょう。

    銀行員が、いきなり、萌えキャラになってしまいました。

    わー。私ったらなんだかすごーい。
    いよいよスタンド的能力を身に付けてきちゃったのかしら。
    やっぱりスタンド名を本気で考えた方がいい時期にきているのかしら。
    いや、それとも、萌えの神様が降りてきたのかしら?
    見えんけどおる。その存在を、時々私は感じてしまいます。
    見えませんが、時折私の背後に降りてくるそれは多分、銀魂のエリザベスさんみたいなヴィジュアルをしていると思います。

    本当に、これまでの展開と私の苦悩は一体なんだったんでしょうか。
    手のひら返しもいいところの、コピー用紙よりも薄っぺらな変節っぷりですが、まあいいです。所詮不治のやることなんてこんなものです。

    ・・・しかし、単にエプロンをつけさせれば『萌え』というものではないのです。
    そこには、非オタが考えそうな「どうせこうやっとけばオタは喜ぶんだろー」的な安直さしか感じ取ることが出来ません。
    『血は立ったまま眠っている』でのクボヅカ氏風に言えば、
    「駄目だ、駄目だ、落第だ!」

    この場合に、より適切且つ高度な萌えはこうです。
    いいですか。耳の穴かっ穿じって良く聞きなさいよ。



    エプロンは、ワイシャツ&ネクタイの上に着用するのが、リーマンものの基本!
    (そっちか)。


    ところで、『げんしけん』の新刊が出ましたね。
    げんしけん 二代目の壱(10) (アフタヌーンKC)

    マダラメが、もう、マダラメが・・・・。
    相変わらずの萌えキャラ過ぎて愛おし過ぎる。
    萌えキャラ化した銀行員にはたいして萌えませんでしたが、マダラメにはじったんばったん身悶えしちゃってもう大変!

    知らない人のためにざっくりと説明しますとですね。
    『げんしけん』というのは数年前に人気を博した、オタクサークルマンガです。一度完結したのですが、最近続編が始まりました。
    マダラメという男が、とてもせつない恋をしているのです。
    シャイで屈折したオタクのくせに、非オタで女子力高い咲ちゃんという娘に恋をしちゃって。
    でも咲ちゃんには超イケメンオタクな彼氏がいるし、全くマダラメは男としてみられてないので、スタートラインにすら立つことすらできないのです。
    もう、こいつが不毛キャラでねえ。
    全巻読むと、絶対マダラメ萌えになると思うんですが、ある程度オタク知識がないと、何が面白いのかさっぱり理解出来ないというマンガでもあるのです。

    で、なんで突然『げんしけん』の話なのかというと、最新巻に。

    「ワイシャツ・ネクタイに、エプロンなんて、反則過ぎますっ・・・・!」

    ていう台詞が出てきたから。

    シ、シンクロニシティ。

    読んでて別の意味で死にそうでした。

    ああそういえばなんか、ひでたかさんとマダラメって、顔立ち自体はひでたかさんの方がレベル高いけど、持ってる要素がなんか似てる気がする。

    ・坊ちゃん刈りっぽい黒髪 
    ・眼鏡 
    ・三白眼気味のタレ目 
    ・ちょっと歯並び悪い 
    ・リーマン 
    ・なんかオタクっぽいってか爬虫類っぽい 
    ・ドS攻めかと思ってたら総受けだった。

    じゃあさあ、これだけ共通点があるんだから、
    【ネクタイ引っぱられプレイ】も銀行員くんはやるべきよね。

    こう、ひでたかさんが、リビングの主と化したちひろたんのところにご機嫌伺いに行ったら、すっかりやさぐれモードのちひろたんにネクタイ引っぱられて。

    「自宅待機って、バカじゃないの? 仕事に行けもしないのに、家の中でもワイシャツにネクタイなんて滑稽ね」

    って、すっげー見下された感じで言われてしまえばいい!

    ヒデ×チヒかと思わせといて、まさかのチヒ×ヒデ!

    下克上! 下克上ねっ! 

    ・・・・どうせ萌えキャラにするんだったら、これくらいやればいいのにねー。



    多分ドラマ開始当初は、銀行員はただのモラハラ変態男で、最後に妻子に捨てられて終わる予定だったんだろうけど。
    中の人が持ち前の理解力と演技力で、【愛はあるけど、愛し方が良く分からなくなってしまっている、不器用な男】というキャラに見えるように演じてしまったから、脚本もそういう風に変えざるをえなかったんでしょう。
    中の人のクレバーさが、あの××脚本をねじ伏せて、展開変えさせたんだろうね。
    かあっこいいっ!

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