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    『深説・八犬伝』感想2<主役編>

    というわけで、

    犬塚信乃役:高橋一生氏メイン感想です。

    いつものことだけど、私の感想が長くて痛々しいのはもうデフォだからっ。

    そういうつもりで読んでください。



    <In the name of love>

    一生君が雑誌のインタビューで、信乃さまは『黙する男。無色透明な男』だと言ってたので、『北斗の拳』のケンシロウとか『ベルセルク』のガッツ並みに、寡黙な主人公なのかなと思ってたんだけど(それは相当喋らないぞ)。
    いざ見てみたら、わりとそうでもなかった。
    信乃さま、言う事はちゃんと言うし。
    やることもちゃんとやってんなあと。
    この場合のやってる事というのは、主にラヴ方面ですが。

    信乃さま、浜路と手をつないで逃避行しちゃうし。
    浜路がいなくなったと聞いて、色を失って探しまわるし。
    で、浜路が出てきたら、みんなの見てる前で抱きしめちゃうし。
    その後、単に散歩してただけって聞いて、浜路をビンタした後に、

    「こんな事もう2度とするな。お前がいなくなったら、私はっ・・・」

    とか言って安堵のあまり、涙目でへたり込んじゃうなんて。

    信乃さまったら、少女マンガの理想彼氏過ぎっ!

    なんかもう、青春ってカンジ? 甘酸っぱい。ただひたすら甘酸っぱい。見てるだけでニヤニヤが止まらない。
    浜路も信乃さましか見えてなかったけど、信乃さまも大概浜路しか見えてなかったよね。
    なので思わず、

    (信乃さま、もっと荘助の事も見てあげてください)って思った。

    だって荘助は、浜路の事を好きだけど、信乃さまの事も好きだから(フォントを大きくした事に他意はありません。公式設定です)、そんな自分の気持ちを隠して、ひたすら2人に仕えてるんじゃんよー。

    って思ってたら、総てを見通してる現八さんが信乃様に、

    いつでも君を見ていた彼の辛さを知ってあげなさい」

    って、私の気持ちを代弁するように言ってくれましたよ。

    現八さん、超良い事言った!
    でもそういう大切な事は、1幕で言ってくれたほうがよかった。
    そうしたら信乃様と荘助は、もうちょっとイチャコラしててくれたかもしれないのに。
    私、この二人には『主従関係萌え』を期待してたのに、なんだか思いのほかあっさりした関係だったな。

    その代わりに信乃様は、
    頭痛に苦しむ親兵衛を抱きかかえてたり。
    親兵衛の頭を両手で包み込んで「私たちが絶対に何とかするから」って言ってるシーンが。
    なんだか妙にエロかった。

    何でこの人って、まったく予期してないところで、わけの分からん色気を出してくるんだろう。

    その色気の正体は『手』なんですけどね。
    私、手フェチだからさあ。指先で芝居されたり、手首から肘にかけての筋とか血管が見えたりすると、もうどっきどきしちゃうよね。



    <Sleeping Beauty in the forest>

    2幕の冒頭は、村雨丸を抱えたまま眠ってる信乃さまを、浜路が見ているシーンから始まるんだけど。
    それが5秒くらいで暗転しちゃって、すぐ次のシーンになっちゃうのが、もの凄く解せなかった。
    なんで? どうせやるんだったら、浜路が村雨丸を持ってっちゃうところまでやればいいじゃん。

    そんなわけで、妄想追加シーンをちょっと考えてみた。



    ー2幕ー

    座ったまま、村雨丸を抱えて眠っている信乃。
    浜路は、少し離れたところから思い詰めた表情で、眠っている信乃を見ている。
    やがて浜路は、静かに信乃に近づくと、その傍らに膝をついた。

    浜路「・・・信乃さま」

    信乃は、浜路の声にかすかに反応するが、そのまま眠り続けている。

    浜路は、囁くような声で、

    浜路「信乃さま・・・ごめんなさい」

    そう言うと、浜路は信乃に向かって両手を伸ばし、信乃の腕からそっと村雨丸を抜き取った。
    と、バランスを崩した信乃の体がゆらりと揺れ、信乃の体が浜路にもたれかかる。
    その場で硬直したように動きを止める浜路。
    彼女の肩に頭を乗せたまま、信乃は深く眠り続けている・・・。




    ほらあっ。これだと、キュン死に必至の萌え萌えシーンになる事請け合いじゃないですかっ!

    『肩枕』といえば、『頭なでなで』『お姫様抱っこ』に並ぶ、

    オトメ界三種の神器的萌えシチュじゃないですかっ!

    いや、今私がそう決めてみたんだが。
    (膝枕はどっちかというと男のロマンですね)

    ていうか。

    うつむき加減で目を閉じている、信乃さまのお顔は超絶美しかったんですよっ!

    ちょおおっっとおおおおおお。こんな美しいものはもっと長い事見せなさいよっ!
    月光のように白くて淡いスポットライトを、信乃様の寝顔にずっと当てといたって、バチは当たらないわよっ!

    って、毎回毎回見るたびに思ってたって事は、ここだけの秘密だよっ☆



    <Action and Emotion>

    私が信乃様に抱いてたイメージは、泉とか湖とかの『静かで深くて澄んだ水』だったんだけど。
    信乃さまの殺陣も『清流』を想起させるような動きでしたね。
    無駄や澱みのない、さらさらと流れていくような殺陣。あと、信乃さまの動きは、あんまり足音がしないところが印象的でした。つまりばたばたとした余計な動きはしてないってことですよ。

    信乃様って多分、武芸は嗜みとして身につけてはいるけれど、本当は晴耕雨読で穏やかに暮らしていきたい人だと思うのよ。
    そういう穏やかな人なのに、剣を振るってる時は、すっと無表情になるところに、ダークヒーローっぽい翳りを感じました。決して好きでやってるわけじゃない、っていうのが出てたと思います。

    初日は4列目センター席で、信乃さまの表情とか真正面で色々とよく見えたわけなんですが(事務所様いつもありがとう)
    物語も後半になってきて、戦いの後に座り込んで話しているシーンなんかだと、もう、信乃さまの汗が、顔からぱたぱた床に落ちていくのまで見えるんだよ。
    やっぱり凄い運動量なんだねえ。あの衣装、見た目は素敵だけど、かなり厚くて重くて通気性悪そうだし。
    でも私、最初あれは汗なんだと思ってたけど、きっと涙とかも交じってたんだよね。汗だけであんなに滴り落ちたりはしないものね。
    それだけ動いたり涙を流したりしているのに、息は切らさず、台詞も噛まないんだから、ほんとにこの人プロだなあと思った。


    ちょっと話はそれるけど、荘助役の中村誠治郎さんの特技はルービックキューブで、30秒で出来るらしいんだけど(私一面もそろえられない・・・)。
    殺陣ってそういう、立体パズルみたいなところがあるなあって、ふと思った。
    すべての面の動きが連動していて、立体的に組み合わさっていて、どこかのピースがひとつ外れてしまったら、もうそれ以上動かなくなっちゃうの。

    初日カーテンコールで、信乃さまが全員挨拶を半ば強行しちゃったのは、本当に『誰が欠けてもこの舞台は続けられなくなる』って、実感してたからなんだろうね。

    ホントに、ケガや病気でやむなく降板、っていう人が出なくて良かったですよ。私もそこが一番心配だったもん。だってどの人も、あんなに殺陣や動きの段取りが多いんじゃ、代役立てたとしても、1日や2日じゃ覚えられないって。覚えてる間に公演期間が終わってしまう。

    特にコロスの人たちな。実質舞台上にいる時間が一番長かったのって、あの人たちじゃないかと。4人しかいないとは思えないくらいの、凄まじい働きをしてましたよ。
    私、コロスの人たちは、J●Cとかそういうアクション専門の俳優さんたちかと思ってたんだけど、演出の西田さんの劇団の人たちだったのね。
    西田さん、見た目ソフトな感じなのに、結構ムチャなことやらせるんだなあと思った。自分のところの人で、彼らの能力も分かってるから、信用して任せたんでしょうけど。
    それにまあ、役者が舞台の上でムチャな事をやればやる程、客は楽しいよねw

    荘助編に続く・・・といいなあ。






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    Comment
    拍手レス:03/07 00:01にコメントくださった方へ
    感想ありがとうございます。

    役者さん達は、もうすっかり別の道に旅立たれてますが、私はまだずるずるとわんこたちを引きずっています。座長の次のドラマが始まるまで、そして自分の感想をまとめるまでは、まだあの世界に浸っていたいなあと思っています。
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