【浪花の華】 最終回『明日の華』

    なんだか、先週の感想が、こんな辺境ブログには珍しく多めの拍手をいただいてしまってびっくりしました。

    みなさーん、そんなにラヴがお好きですかー? 
    好きですよねー。そうですよねー。分かりますー。
    では今回も、二人のもどかしくもせつない恋の行方に特化した感想をお届けしまーす。

    というか、事件自体は前半であっさり解決してしまったし。
    家だってあんなに派手に燃やして(でも役者さん達の周りの炎はCGだったのかな。危ないもんな)、民放のドラマならこれだけでまるまる1時間使うくらいの内容だと思うんだけど、15分で片付いてしまった。
    ホントに密度が高くて贅沢な作りのドラマでした。さすが某国営放送。手間の掛け方とお金の使い方が素晴らしい。

    さて。

    先週の予告で既に、胸がきゅんきゅんさせられた、章君と左近殿の抱擁シーン。
    予告と実際見るのとでは、随分受ける印象が違っておりました。

    予告を見た時点では。

    『助かってよかった~~』→ぎゅっ!

    て、流れなんだと思ってたの。だから、

    章~。何どさくさに紛れて、左近殿のおててをにぎにぎしてるんだよ~。

    と、思っていたのですが、左近殿は章君達を助けるために、手にケガしちゃってたのね。
    それで章君は、女の身で体を張って頑張る左近殿が、けなげで、いじらしくて、いとおしくて。
    それで思わず抱きしめちゃったのね。

    なら仕方ない。許す。


    「頼むから無茶しないでくれ。左近殿が傷つくのを見るのは、もうたくさんだ」
    「・・・それは無理だ。私は無茶をするのが務めだからな。
    お前だって、私が頼んだからからといって、江戸行きをやめたりしないだろ?」


    ああああ。左近様素晴らしすぎます。
    さりげなくて、それでいて痒い所に手が届くような、完璧なデレっぷりです。
    理想だ。ツンデレの理想型が今ここに完成を見ました。

    あと、二人の身長差にも萌えましたが、左近殿の細い肩にかけられた章君の手。あれも良かったわ~。大きくて、指が細くて長くて、凄い綺麗な手だったわー。
    もう色々とフェティッシュな見方で本当にすまない。
    (でも男の人の手に色気を感じる人って、女性には多いと思う)

    そして、季節は流れて、章の旅立ちと二人の別れのとき。
    左近殿はさりげなく見送りに来てくれました。

    でも、章君は、
    「俺は大阪が大好きだ」というのが精一杯。
    だがそれがいい。

    いや、コクれコクれとは言ってましたけど、本当にそんなんやっちゃったら興ざめだし。
    スキだとかアイシテルだとか、そんな陳腐で直接的な台詞を言っちゃダメだよねー。
    そんなの期待してないのよ。秘するが花なのよ。言葉にはできないけど、気持ちは良く分かるっていうのがいいのよ。

    「俺は忘れないから!」っていう叫びが、彼にとっての最大の愛の言葉だものね。

    そして、振り返らずに、ただ一筋の涙を流す左近様は、最後まで美しかった。

    「待っていてくれ」とも「迎えに来る」とも言えない章は誠実だよ。
    だってそんなこと、ありえないもん。
    むしろこの二人がどうにかなってたら、そっちの方が嘘だ。
    もしそんなラストだったら、

    んなわけあるかああああっっ!

    てちゃぶ台ひっくり返しちゃうところだったよ。
    このドラマは、そういう【それはやっちゃダメ】なことは一切やらなかったから、違和感もストレスもなく、最後まで安心して見られました。
    しっかしまさか時代劇で、こんな昔の少女漫画風味の、古風でリリカルなラヴストーリーが見られるとは思わなかったよ。
    やっぱりこれは、原作者もチーフディレクターも女性ってことが大きいんでしょうね。

    少年の成長物語としても、凄く良く出来てました。
    最初は、ただオドオドしてばっかりだった章君の、最後の3話くらいの凛々しさはどうよ。あー、こういう変化を見せたかったから、最初がすごくヘタレだったのねー。なんか2話くらいの感想で、微妙に文句言ったりしててすいません。こういう事なら納得です。


    若狭さんが別れの挨拶の時に、
    「左近との婚約の話はあったが、うやむやになった」的なことを言っていて、これは、なんかちょっと続編とかの含みがあるのかなー、と思ったのですが、正直それはいいです。
    これだけ綺麗にまとめあげたんだから、このドラマはこれで終わった方が、美しくていいと思います。原作も全部使っちゃったみたいだし
    (原作はまだ読んでないんだけど、これからゆっくり読みます)。


    もしまたこのスタッフでドラマやるなら、別の話で見てみたいです。
    今度は、窪田君も殺陣が存分に出来るような役回りで、ひとつよろしくお願いしまーす。

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