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    『エデンの東』 東京グローブ座



    1ヶ月以上も前に見た舞台の感想を今頃書くのかよ、とセルフツッコミを入れつつ書いてみます。


    そんなに沢山舞台を見ているわけではないけれど、すごく『正統派な舞台』という印象を受けました。

    話は分かりやすく、演出も奇をてらうことなく丁寧で、見やすかったです。


    原作も映画も見たことがなく、粗筋を知っているくらいだったのですが、なんだか思っていたよりも、どのキャラも『迷える人たち』でした。




    特に主人公キャルの父親は、もっと頑固で強情で、自分の思い通りに動かないという理由で息子のことを愛することを放棄したクソ親父、というイメージが私の中にはあったので、それに比べると随分マイルドなパパだなあと。

    まあ、舞台見るちょっと前まで、私は父親役は川原和久さんがやるのだと勘違いしていて、

    (そりゃ、無駄に迫力のある、怖い父親になりそうだなあ)と思っていたせいもあるかもですが。

    正直、川原さん演じるハミルトン氏の方が、分かりやすく父性的な男性だったし。

    この舞台での父親は、息子のことを一生懸命愛そうとして、それでも何故かすれ違ってしまって、息子のことを理解できない自分を責めているように見えて、『なんだ、いいパパじゃん。勝手に拗ねてるのは息子の方じゃね?』と感じてしまいました。

    息子にとって父親は、いずれ乗り越えて行かなくてはならない壁で、父親もそんな息子に負けてなるかと結構辛辣に叩きつぶしてしまうような敵対関係が父ー息子の関係ではデフォルトなんじゃないかと思うのだけれど、そういう描き方になってなかったのは、演出家が女性のせいなのかなあ。女は関係性の生き物で、勝ち負けよりも、どうやって相手に合わせて上手くやっていけるかを考えるものだから。

    キャルが、父親が自分のプレゼントを受け取らなかったことにゲキコウして、テーブルを揺り動かして上のものを床に落とすというシーンがあったのだけれど、それも凄くおとなしい感じでした。『タイガー&ドラゴン』での長瀬君の暴れっぷりを見ていたせいかもしれないけど、どうせならテーブル蹴り飛ばすくらいしないと、10代青年の感情の爆発と言うには弱くないかなあ? やっぱり女性だとどうしても暴力的な表現は控えめになるのかなあ。などと考えてしまいました。

    なんとなく、全体の雰囲気が、70年代少女マンガ風味だったかもです(萩尾望都系の静かな空気感?)。


    で、全体としては、若手をベテラン勢が脇でがっちり固めていて、安心して見ていられました。

    ケイト役の銀粉蝶さんがさすがの迫力で、参りました。T&Dの小百合ちゃんとは全く別人みたいな毒婦っぷりでした。

    最大の難点は、客層。


    松本潤君はよく頑張っていたし、主役分の働きはきっちりしていたと思うけど、だからといってカーテンコールにスタンディングオベーションで迎えるほどのものじゃないだろー? つーか、邪魔。見えない。コンサート会場じゃねーんだから、いちいちぎゃーぎゃーわめくんじゃねえ。くっそー、意地でも立ってなんかやんねーぞ!

    と、周囲のヒートアップに反比例して、私の気持ちはどんどんクールダウンしていきました。

    で、何度目かに出てきた時に、松潤が投げキッスなんかするものだから、そしてそれに対して黄色い声援が飛ぶものだから、

    「はあ? 何? あんたワンマンショーのつもり? 一人で舞台やってる気になってんじゃないわよ」

    と、さらにドン引きですよ。

    そりゃー、この会場の9割は松潤ファンだろうーけどさ、そしてその内の何割がこの舞台の内容を理解してたかは知らないけどさ、残りの1割の人間が普通に見てたって十分に観賞に堪える舞台だったんだから、ファンがその舞台の価値を下げてどーするよ。

    そういうファンの態度が、『所詮ジャニーズ』という風潮を作ってるんじゃないか?

    私は特に松潤ファンではないですが(でも演技しているときに、妙な色気を出せる子だな、とは思っている)、エンターテイナーとしてのジャニーズタレントを全体的に評価しているので、なんだかもったいなかったです。

    ああ、あと、マツジュンは、やっぱり映像の方が向いてるんじゃないかなあ。

    だって顔がすげー小さかったもん。

    舞台に立つ人は、あらゆるパーツが大きければ大きい方がいいんじゃないかと思うんですよ。

    顔とか体とか声とか態度とか(笑)
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