見ている最中、香港映画とか、黄泉返りとか、マトリックスとか、無限の住人とか、バイオハザードとか、色々な単語が頭に浮かんできたのですが、要するにほとんど映画を見ない私にも、どのあたりから影響を受けてるのが何となく分かるような気がする、B級バイオレンスアクション映画…というところでしょうか。
なんか、アクションと映像は評価が高いらしいんですが、私はアクション物ほとんど見ないので、その凄さが良く分からないんですよ。なにしろマトリックスでぐーぐー寝てしまったくらいですから。
映像には力入れてるらしいのだけど、ストーリーは取りあえずつじつまが合ってるように見えればいいだろ、くらいのもので、あまり内容はないような感じでした。
舞台が『黄泉がえりの森』ってくらいで、ゾンビーがどんどこ出てきて、主要人物も大半が死人と化すのをいいことに、銃乱射したり、ランチャー発射したり、好きほーだいやってましたね。
最初はバイオレンス風味に「わー、痛そう」とか思ってたのですが、だんだん感覚が麻痺してしまって、話もどんどこ変な魔界転生テイストが入ってきて、『これ、ひょっとしてギャグ映画なのかな。そうだとしたらかなり面白いかもしれないな』なんて思っていたら、ギャグ要員の人の一人がどっかで見たことあるような気がするんですよ。で、よく見てみたら、十中八九郎(@怪奇大家族)やってた増本さんでした。
「これじゃあ、サウスポーじゃねえか」
って、なんかそれ風味のギャグを私はどこかで見たような気がするよ。
で、最後のスタッフロール見たら、山口雄大監督の名前があるの(助監だったのか脚本なのか良く分からないんだけど)。あはははは。こんな変なギャグ風味に見えるのはそのせいかな。なんて思っていたら、主役をやっていた人は、怪奇大家族に『名探偵』役でちょろっと登場していた人でした。うわー、これは公式HP見るまで全然分からなかった。
しかしなー、主役の男の人がプチ棒読みなのはまだいいとして、ヒロインが致命的にかわいくなくてげんなりしました。見た目が微妙で、演技も微妙。
「人殺しなんて、良くないわ」
って、なんでこうも言い方がむかつくかな。空気読め。
「けんかをやめて〜ふたりをとめて〜」って昔の歌並みの破壊力だわ(たとえが古い)
で、なんでこれを借りてきたかというと、松田賢二さんを見るためだったわけですが。
そうですねえ。松田さんのキレてる人演技を見るにはいいんじゃないかなと思います。
二刀流のナイフの使い手で、アクションというか殺陣っていうのかな、それはカッコ良かったです。なんだか映画『レオン』のゲイリーオールドマンを彷彿とさせるようなイッちゃってる人っぷりで、ある意味主役連中よりも目立ってました。ある意味。
後半ではゾンビーと化してけったいな動きしてますが、そういうのも笑って許せそうだったら大丈夫じゃないかなあ。私は「その動きはどうなんだろうか。やっぱりギャグだと思えばいいのだろうか」としばし考え込んでしまいましたが。
松田さん狙いで見るなら、いつもよりちょっとだけ広い心で、見ることを推奨します。