ちりとてちん 13週「時は鐘なり」最終話
お前ら痴話喧嘩ならよそでやれ。
てな感じで、前半はきっつかったわああ。
もう何度録画の停止ボタンを押してしまったことか。
だって。あれじゃあ小草若ちゃんが可哀想すぎるじゃないかあっっ。
うぐぬおおう。神様(=脚本家様)、あれじゃあ小草若ちゃんが報われなすぎなので、最終話までには彼も幸せにしてあげてください。
しかし、四草さんは相変わらずおいしいな。
彼の口癖の「賭けますか?」を、こういう風に慰めの言葉に転用するあたりが、脚本の妙だなあと思います。
その後のハグシーンは良かったですけどね。
草々さんてば、どう見てもDou-Teiだと思うのに、抱きしめ方が堂に入ってて、なんかムカつく。
ごめん嘘。
壁の穴を乗り越えてくるシーンと、手の大きさと指の長さにうっとりでした。
若狭ちゃんは、体が小さいから分かり難いけど、多分小顔だと思うんだ。
そのちいさな顔に、草々さんのでっかい手が添えられてるのは、絵的にとてもツボなんだ。
むう。演出の人も良く分かってらっしゃる。
ところで、「今日からお前が」って草々さんが言った後に、
「俺の寝床」って言うのかと思った人が多数と思われます。
知らない人が聞いたら、なんの隠語だと思われそうな台詞ですな。
実際家人に「今日は草々さんと若狭ちゃんが寝床で怒鳴り合いして」って言ったら、
「えええええっ?」と驚かれた。
しかし、来週はもう結婚するのか。展開早いな。
物語後半はどんな展開になるんでしょうね。
ああ、私ネタバレは見ない派なので、教えてくれなくていいですよ。むしろ黙っててくださいね。
ちりとてちん 13週「時は鐘なり」前半
先週はちょっと土曜日に話を詰め込み過ぎだと思ったのですが、今週はいい感じですね。
草々さんの若狭ちゃんを見つめる視線が愛おしそうなものになってきて、とーきーめーくーわー。
先週の話もなー。若狭ちゃんと草々さんの朝チュンシーン(違います)と、草々さんの出戻りシーン(それも違います)は、一回でやらずに二回に分けてやって欲しかったなー。ちょっと詰め込み過ぎだった。惜しい。
それにしても草々さんたら、
雨に濡れて、
熱にうかされて、
ヒロインの膝枕で、
「一人は怖い」ってすすり泣くなんて。
どんだけ少女漫画ですか。
え? ワタクシ?
5回くらい見返して、胸をきゅううんとさせてましたが、何か?
いいじゃないかよー。こういう古典的なのは好きなんだよー。
でかくて無骨な男の人が、子どものようにおびえている姿には、被虐心が乙女心がくすぐられるんだよー。
いいのっ。ちりとてちんは良いベタなの。さらにいうと、こういうのはベタとは言わずに
王道
って言うんです。
で、草々さんはこれから、二人の間を隔てる壁をぶっ壊して、
夜這い
をかけるわけですね(どこが乙女だ)
いやー、我ながら、久しぶりに目にしたな、夜這いって単語。
だって、あの予告からはそうとしか見えないじゃないのよ。
炎を乗り越えたり、障子をぶち破ったりして、ヒロインの元に突進する主人公は知ってますが、壁を蹴破るって言うのは新しいなあ。
一瞬のシーンだけど、草々さんの脚の長さをより強調するカットでしたなあ。
ああ、続きが気になる。
「僕の家においでよ」な小草若ちゃんも気になるけど。
『もう、小草若ちゃんでもいいんじゃないか?』って思ったこともありましたけど、やっぱ彼は当て馬になるんだろうなあ。
それにしても、小草若ちゃんの中の人はめちゃくちゃ演技巧いと思う。
風見しんごの若い頃に似てるなあと最初は思ったけど、身のこなしの軽やかさとかは、水谷豊さんの若い頃を彷彿とさせるものがあると思います。水谷さんは凄い運動神経だったからなあ。今も年齢を考えると凄いんだけどね。
ちりとてちん 第8週『袖振り合うも師匠の縁』
うーん。やっぱりこのドラマ、毎日毎日超面白いんだが、どうしてくれましょうか。
伏線の張り方とか、小道具の使い方が凄すぎる。特にハンドミキサーには参りました。あんな風に話の中で使い倒すなんて思わなかった。
織物のように縦横に張られた伏線が、次第に模様のように浮き上がっていくストーリー展開には脱帽です。
みんなキャラ立ってるし、でも嫌な人がいないから見ててストレスたまらないし、みんな演技巧いし。
二日に一度は誰かしら泣いてるけど、私も一緒にもらい泣きしているので無問題です。
いいドラマだー。
というわけで、今週ようやく、ヒロインが入門致しました。
そっか。色事はやっぱり禁止か。
私は基本的に恋愛がメインの話には興味がないのですが、このヒロインみたいに、不器用だけど一生懸命な女の子が、にぶちんの男子に一生懸命片思いしている話は好きなんですよ。というか、私の心をオトメ化させる数少ないパターンはこういう話だ。
ということはやっぱり、きぃこと草々さんは、結婚したりとかそういうことはなくて、落語を媒介として、性別を超えたところで繋がり合っている同士という形で、落ち着いてしまうのでしょうかねえ。
一門同士の恋愛ってまずいんでしょ? 知らんけど。
せっ、せつねーーー。
その展開は、おそろしく私好みの話ではありますが。
でもせつねえええ。
でもそれが一番美しい終わり方のような気もする。
でもやっぱりせつねえええええ。
というか、勝手な予想でマジに哀しがるのはよそうね、自分。
別にこの二人がくっつかなくてもいいんです。
いいんですけど、ちゅーまでしろとは言いませんが、ハグくらいはやってもいいんじゃないかと思うんです。
で、無骨な草々さんは、おなごを抱きしめる時の力の入れ方なんて分かんないから、やりすぎて、きぃこが草々さんの胸板で窒息しそうになるとか、そういうボケがあると、切な笑い萌えが出来ていい感じだと思うんです!
どうも、視聴率的にはいまいちらしいんですが、多分今まで朝ドラを見ていない層をかなり獲得していると思うので、ぜひ変なテコ入れとかせずに、このまま突っ走っていただきたいと思います。やっぱりこのドラマは、凄い傑作になると思うから。
ちりとてちん 第6週「蛙の子は帰る」(前半)
「俺の妹になってくれ」
と、場合によっては「それ何てエロゲ?」と聞きたくなるような草々さんの発言から始まりました今週ですが、相変わらず凄い速度と密度で進行しております。やべー。土曜日にまとめてみようと思ってたのに、毎日見ずにはいられなくなった。
これは、きぃこに弟子入りさせることで、師匠に落語をしてもらおうという、草々さんのつたない計略だったのですが。
師匠「ええで。ほな、一緒に風呂はいろか」
きぃこ「ええええええ?」
師匠「弟子は師匠の背中を流すもんや。おまえかてしてたやろ」
草々「確かに、それはそうでした」(納得すんな!)
きぃこ「破門にしてくださーーーい!」
ヒロイン、あきらめるの早っ!
しかし今週は、きぃこよりも草々さんの方がヒロインっぽい。
師匠に「お稽古つけてください」と頼んでもすげなく断られ、「ここにいる限り、おまえはひとりぼっちだ」と諌められ、いたたまれなくなって飛び出して、自分の部屋で座布団抱きしめて泣いてるんですよ。なんたるオトメ。
だ、だめだ。こんなデカくてコワモテなにーさんが、幼子のように心もとなく落ち込んでいる姿を見せられたら、なんとかしてやりたくなるじゃないか。
取りあえず私がそばにいたら、彼を家に呼んで「まあとにかくご飯をお食べよ」ってどんぶり飯食べさせてやります。
それって、慰めというより餌付けじゃないか?
師匠への執着っぷりからして、草々さんはひょっとしたら、家族の縁が薄い人なのかもしれないですね。両親が幼い頃に事故かなんかで亡くなってしまって、その後は親族と施設の間をたらい回しにされていて、中学生の頃には分かりやすくすさんでいたのかも。施設には中学までしかいられなくて、奨学金をもらって高校に行くか、働くかの二択を迫られて、(勉強嫌いだからどこかで働くか)、となんとなく思っていた頃、施設に慰問で師匠が訪れたと。施設の園長が落語好きで、師匠とも親交があったからだったんだけど、子どもにとって落語はそんなに面白いようなものでもなく、ほとんどの子が退屈そうにしている中、草々さんだけが食い入るように、というか、ほとんどガン見する勢いで師匠の落語に聞き入っていたわけですよ。
終わった後。
師匠「ぼうず、面白かったか?」
草々「(無言でうなずく)」
師匠「何が面白かった?」
草々「『さっきぃ たすけてやろうとおっしゃった おーかたああ わあ、こわああ、こわかああ』のところ。へんな言い方や」
師匠「ほお、ぼうず。おまえ、ええ耳しとるのう」
みたいに、一度聞いた落語をイントネーションから台詞まで再生できたことを褒められて、他人から褒められた記憶がまるでなかった草々さんは、なんだか泣きたくなるくらい嬉しくなり。その夜園長に
「あのおっさんのところに修行に行きたい」と相談。
園長「住み込み出来るらしいし、ええんとちゃう?」
師匠「いつでも来てええで」
てな感じで、弟子入りすることになりました・・・・
というところまで妄想しました(明らかにやり過ぎ)。
いやー、登場人物の背景を想像(もしくは捏造)したくなるって言うのは、いい脚本だからですよ。
なんか、彼を見てると、凄く切なくなるんです。
誰もが年を重ねるごとに失っていく無垢さを持ち続けている代わりに、妥協とか要領とか、大人になるために必要な何かを獲得できなかった人なんだろうなあと思って。
前A子に「コンパって何や?」って聞いた時も、笑うシーンなんだろうけど、私は一人で泣きたくなってました。この人は本当に落語以外のことは何も知らない、世間から取り残された大きな子どもなんだなあって。
と、自分でもキモいくらい語りましたが、多分これからも折にふれ語ると思うので、生温く見守ってやってください。草々さんラヴな方のご意見は随時募集します。
ではまた。
ちりとてちん 第4週『小さな鯉のメロディ』
で、4週最後の話なわけですが。
(草々さん、きぃこの頭をぽんってして、ねぎらってくれればいいのになあ)ってぼんやり思ってはいたのですが、実際見たら、予想以上にわしわしとワイルドにやってくれたわけですよ。
それでですね。
きぃこの顔をすっぽりと包み込むような、草々さんの手のでっかさに、
超萌えた! 超萌えた!!(2回言った)。
これは惚れる。きぃこじゃなくても惚れる。つーか惚れた。
仏頂面がデフォルトで、声がでかくて、見た目チンピラなにーさんが、こぼれそうな笑顔(でもちょっと怖い)で、「よくやった」なんて頭撫でてくれたら。
そんなの好きになるしかないじゃないですか!
もうなんか、草々さんには1週足らずで色々なものを持ってかれてしまいましたわ。ハートとか、ハートとか、ハートとかな(3回言った!)。
二人とも、男女間の生々しさがさっぱりないところが好ましいです。雰囲気的には、大型犬と小型犬。もしくは、飼い主と飼い犬。
さらに似た例を挙げると、あれですよ。ムツゴロウさんと小動物。
以下、イメエジ。
ムツ:「よーし、よしよしよし、(わしゃわしゃわしゃわしゃ)」
わんこ:『きゅーん、きゅんきゅんきゅうん』
色気絶無。
だ が そ れ が い い
あと、この二人の身長差もいい。
大股でざっくざく歩く草々さんの後ろを、子犬みたいにちみちみと追いかけてくきぃこのコントラストが、可愛いらしくて、微笑ましい。
ストーリーも、ふははと笑いつつ、共感しすぎて泣けてしまう。心理描写が丁寧で、構成も巧み。
一昔前の良質な少女漫画を読んだ時のような印象を受けます。
視聴継続決定です。